2015年11月16日月曜日

ハーレー、ドカティ、W800の2気筒の鼓動感

 ハーレーに試乗させて頂きました。 すでに惚れている方はいっちゃってください。
試乗車はスポーツスター ファミリーのForty-Eight エンジンはEVOの1200ccです。
バックミラーがハンドルの上側ではなく下側にある所なんか、なんともいい感じを出しています。エンジンも迫力がありつつ整った感じもあります。2016年モデルからフロントフォークが太くなっていて見た目も更にいかつくなっています。乗り味もしっかりしたものになっているそうです。
 
 肝心な2気筒の鼓動の話に入ります。
鼓動の出方はW800に似ていて(W800がハーレーを参考にしたのだとは思いますが)特に60km~80km位が心地よい鼓動が伝わってきます。心地よい鼓動感の大きさもW800と、だいたい同じくらいだと思います。(W800を乗り換えてしばらくたっているので、ここら辺は大雑把にです。)
鼓動の質感は若干違っていてW800の方がマイルド(コロコロした感じ)、それに対してハーレーの鼓動はシャリシャリしている感じでした。この鼓動の質感の違いは好みが分かれるかもしれませんが、心地良さ自体は似ていると思います。
ただ、ハーレーにはアイドリング状態で三拍子と言われているドッ、ド、ドッ。というハーレー独特の大きな振動があります。この三拍子はW800には全くありません。この三拍子がなんともいい感じです。
走って楽しい、止まっても楽しいハーレーです。
この大きな三拍子はアイドリング状態では、ハンドル、シート股下から伝わる振動は大きいのですが、一旦走り出してみると、あまり気になりません。(三拍子は分からなくなると言ったほうが正解かもしれません。)アイドリング状態ではW800とは全く違う性格のバイクの印象ですが、一旦走り出すと、思ったよりW800に似ている所があるのに気が付きます。
これはエンジン特性が低回転型で2気筒という共通した面がそうさせるのだと思います。
(ハーレーはV型、W800はパラレルです。)

 ドカティは、高回転型のエンジンの為か、ハーレーやW800の鼓動感とは違うものだと思います。
ドカティの鼓動感も、どちらかと言えばマイルドなものです。W800ほどコロコロとはしていません。
(ドカティに関してはブログ、ホームページを参照してください。)
また、ハーレー程のはっきりした大きな三拍子ではないものの、アイドリング状態でドカン、パン、パンという似た感じのものが、ドカティには、うっすらとあります。
(この辺はハーレーV型、ドカティL型の違いからくるものでしょうか。)
また、ドカティでは回転を上げてアクセルをパっと戻した時の鼓動感も良く、時々のバックファイヤーが、これまた、たまりません。

 ハーレー、ドカティ、W800の2気筒の鼓動感。同じ2気筒ですが、それぞれ良い所が微妙に違っていて、出来る事なら、全部所有したいと思わせるバイク達です。
僕の意見としては、バイクをどう乗るのか。自分のバイク乗り方。バイクを乗る場所。などを考えて選択すると間違いが少ないと思います。
海沿いをゆったり走ったり、一直線の道を走るのか、ワイディングを走るのか、、、。
結局バイクを選ぶ時の基本に返りましたが、バイクそれぞれの違いを知っていての、そのバイクの選択は、無駄な乗り換え回数を減らすのに役立つと思います。(自分自身、耳が痛いです。)
もし、ハーレー、ドカティ、W800の2気筒バイクの選択に迷っている方がいらっしゃたら、迷わず試乗させてもらう事をお勧めします。

 ハーレーのバイクでも、それぞれファミリーにより鼓動感が違うそうです。もちろんドカティのバイクもタイプ別で鼓動感は違います。
しかし、メーカー別のざっくりとした2気筒の鼓動感の違いは、同メーカーのタイプ別の次元とは、かなり違うものなので、しつこいですが、気になる方は、どうぞ試乗させてもらって下さい。
本日、試乗させて頂いたハーレーは、車体に保険をかけて頂けたので、安心して試乗を楽しむ事ができました。
ハーレーダビットソンさん、改めて、試乗ありがとうございました。
個性的なハーレーの楽しさの一部分とは思いますが、楽しまさせて頂く事ができました。




 先日、ツーリングに参加させて頂きました。
みなさん、今回もありがとうございました。
自転車の大会があり、多くの自転車乗りの方がいらっしゃいましたが、事故もなく楽しむ事ができました。
また、よろしくお願いします。

手前、スクーターの隣のネイキッドバイクは、あの幻のCBX400です。