2015年11月9日月曜日

2気筒の鼓動

 僕が2気筒のバイクに始めて乗ったのはカワサキのW800でした。60~70km出した時の粒のそろった2気筒の鼓動感が、こんなにも気持ちの良いものかとびっくりしました。W800の場合、80kmを過ぎると、その子気味よい鼓動感はなくなっていきましたが次に乗り始めたパニガーレの場合80kmでも気持ちの良い鼓動感を味わえます。パニガーレの場合もW800と同じように、高回転まで回すと逆に鼓動感はだんだんと弱くなっていきます。
どんどんエンジンを回すほど鼓動感が強くなっていきそうなイメージを持ちますが、それがそうではありません。ほどよい鼓動感を味わえる回転数が、そのバイクによって違うという事です。
VTR250も2気筒ですが、こちらは排気量が250ccで小排気量という事とホンダの設計方針により2気筒の鼓動感は、あまり前面にだしていないようで、パニガーレやW800ほど2気筒の心地よい鼓動感は感じにくいです。
 CBR1000RRに乗っていた頃は、とにかく先頭を走るような乗り方でしたが、2気筒に出会ってからは、CBRの時ほど飛ばさなくても十分バイクを楽しめるようになりました。
もし、2気筒のバイクに乗った事がなかったら、ぜひドカティに行って試乗して、2気筒エンジンの心地よい鼓動感を味わってみてください。
ハーレーも2気筒のようなので乗ってみたいのですが、今の僕は、まだライディングというスポーツ性を追求したバイクの楽しさを味わいたいのでドカティに落ち着いています。
********追記********
VTR250の場合、エンジンを回して走ると弱い2気筒の鼓動を味わえます。