2013年4月29日月曜日

危うしリターンライダー

 ニュースによると、40~60歳代のリターンライダーの自損事故が急増しているそうです。
若い頃の感覚が戻っていないままで、バイクに乗ってしまう為に事故をしれしまうのではないかと言うことですが、原因はそれだけではない気がします。
 大型免許の制度が変更されて、今はリッターバイクに簡単にのれてしまうので、若い頃は中型しか乗っていない方が、久々のバイクにリッターバイクを選び、いつの間にか思った以上の速度でライディングして、いざという時にブレーキングが間に合わないのだと思います。
 昔のバイクよりも、バイクがよく曲がり、よく止まりますが、体感スピードよりも絶対的なスピードが出てしまっていると思います。
今のバイクはサスペンションの性能もあがっていて、路面の凹凸などのギャップに乗っても、昔のバイクほど車体がブレないので、今のバイクは昔のバイクよりもスピード感を感じ難くなっていると思います。
 今後もバイクの性能が向上し続けると思いますが、体感スピードと絶対的スピードとのギャップをどう埋めるかもバイクメーカーの課題になりそうです。
一定のスピード以上になったら色違いのLEDライトでチカチカと警告する方法が手っ取り早いとは思いますが、どうなるんでしょう。
逆にライトの色を気にしすぎて危険でしょうか。